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工業用水~高梁川の恵み

  • 河本ダム

    河本ダム 出典:岡山県備中県民局/高梁川ダム統合管理事務所

 水島コンビナートは、広大な工業用地とスケールの大きな港湾、そして、高梁川から豊富な工業用水が確保できることが大きな強みとなっています。 
 鉄鋼・石油化学など重化学工業にとって工業用水は不可欠で、確保には上流域にダムが必要です。岡山県では、1961年(昭和36年)に河本ダム(高梁川上流支川西川)の建設に着手し、わずか2年9ヶ月後の1964年(昭和39年)に完成させました。
 河本ダムの起工式の日(1961年5月16日)は、三菱石油水島製油所(現:ENEOS(株))の開所式の日でもあり、水島コンビナートにとっても歴史的な日といえます。その後の工場立地に伴う水需要の増加に対応すべく、1964年(昭和39年)からは新成羽川ダム建設にも着手し、これも5年の短い工期で完成させました。
 現在、工業用水は岡山県企業局が管理しており、日量70万8,000トンの供給が可能となっています。
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